土 木 構 造 物 の 簡 易 防 水 に!
無機質浸透性防水材
エレホン#100は、無機質浸透成分を配合した防水材です。
一般的なポリマーセメントモルタル防水材は、セメントモルタルにエマルジョンを組み合わせて防水性を向上させますが、 エレホン#100は、EVAタイプエマルジョンの成膜により得られる防水性だけでなく、無機質浸透性成分配合による 毛細管空隙閉塞効果で、防水性能を向上させました。

防水のメカニズム
#100をエレホンシーラーと水で練り混ぜコンクリートに塗布すると、#100に配合した浸透成分であるケイ酸質粉末 からケイ酸イオンが溶出し、水を媒介としてコンクリート中に浸透、拡散します。
このケイ酸イオンがコンクリート毛細管空隙中に存在する遊離石灰から電離したカルシウムイオンと反応し、不溶性 の結晶体であるケイ酸カルシウム水和物を生成させます。
生成した不溶性の結晶体が水の通り道である毛細管空隙を充填、緻密化させ、コンクリート自体を防水体へと変化させます。

荷姿
コテ塗りタイプ ハケ塗りタイプ #100専用樹脂エレホンシーラー
25kg/袋 25kg/袋 2kg/ポリ容器

配合及び材料使用量
配合と材料使用量 ハケ塗り用 コテ塗り用
配 合 紛 体 25kg 25kg
エレホンシーラー 2kg 2kg
10kg〜11kg 5kg〜6kg
塗 布 量 1.62kg/u 2.16kg/u
1セット当りの施工面積 16.7u 12.5u

 特 長
利便性 手軽に、素早く、手間を取らず土木構造物を防水できます。一般的な防水塗料に比べて経済的です。
手軽・・・・・施工は紛体と混和液に水を加えるだけ。
素早く・・・・ハンドミキサーで混ぜるだけ。
手間取らず・・調整した下地に水打ちし、コテ用はコテで1回、ハケ用はハケで2回塗るだけ。
防水性 #100に配合している浸透性分の作用やエレホンシーラーを混ぜることで、高い防水性能が得られます。
■ 夏用・冬用の2種類があり、その使用期間の目安は、夏用が4月から10月、冬用が10月から翌年4月です。
■ コテ塗り用とハケ塗り用の2種類があります。施工に応じて選択して下さい。
■ ハケ塗り用は、コテ塗り用に比べて骨材を細かくしていますが、防水性能の差はほとんどありません。

 用 途
●工業用水槽  ●ポンツーン  ●ボックスカルバート  ●防水層  ●地下湧水ピット等の防水に

 施工要領
下地処理 必要に応じて、下記の下地処理を行って下さい。
■ レイタンス、ノロ、エフロなどはサンダーにて除去
■ 巣穴は固練りの#100をコテやヘラで充填
■ クラックは深さ3p〜5p程度Vカット、ジャンカはブレーカー等ではつり取り、エレホン#200等で
  埋戻す。広範囲な断面は、エレホンフィックスシリーズで埋め戻す。
■ 漏水箇所は#300で止水し、#200で埋め戻す。
清  掃 施工面の汚れを除去(12MPa以上の高圧水洗を推奨します。)
塗り付け ■ 下地が乾燥していれば、十分に水打ちして下さい。
■ #100を規定配合で混合し、ハンドミキサー等で練り混ぜて下さい。
■ 練り混ぜた#100をコテ塗り用はコテで1回塗布して下さい。
  ハケ塗り用は、ハケで1回塗布後、塗布面が指触乾燥した後、2回目を塗布して下さい。
  コテ塗り用、ハケ塗り用とも塗布厚は1mmです。
■ 夏期は、紛体の袋の中に添付した遅延剤を使用して施工して下さい。
養  生 注水、水がかりまでま養生日数は、夏期で1日以上、冬期で2日以上必要です。

性 能
材令 圧縮強さ(N/mm2) 接着強さ(N/mm2)
7日 13.0 1.2
14日 24.1 1.5
28日 28.0 1.7
※圧縮強さはJIS1171に準拠、接着強さは建研式にて測定
供試体の作成及び養生は、20℃一定環境下で行った。

防 水 性 能
項目 プレーンモルタル #100
コテ塗り用 ハケ塗り用
透水量(g) 1回 88.4 7.5 9.0
2回 87.6 7.9 8.2
3回 90.8 7.9 8.4
平均 88.9 7.7 8.5
透水比 100.0 8.7 9.6
※透水量はJIS A 1404に準拠し、試験水圧は0.3MPa/1hr。

(注)上記表は当社実験室で試験を行った結果であり、品質保証値ではありません。

 使用状の注意
■ ご使用に際してはMSDS(製品安全データシート)をよく読んで下さい。
■ 飲料水等浄化施設用としては対応していません。
■ 魚類等水性生物を放つコンクリート槽に施工する場合、養生後に十分なあく抜きを行って下さい。
  供用する前には、リトマス試験紙等でpHが中性であることを確認して下さい。
■ 本製品はコンクリート用防水材です。石組みの池等に施工すると、防水性が得られない場合があります。
■ 本製品は亀裂に対する追従性がありません。構造的クラックが存在するコンクリート躯体には、亀裂に対し
  追従性のある防水材の使用をお奨めします。
■ エレホンシーラー以外の樹脂は使用しないで下さい。
■ 製品は直射日光、湿気を避け5℃〜35℃で保管して下さい。
■ 低温時、施工、養生中に5℃以下になることが予想される場合は、凍害防止のため採暖を行って下さい。
■ 高温時、硬化遅延剤の使用や冷水等で調整して下さい。
■ 混練には上水道水又はこれに準じる清水を使用して下さい。不純物が硬化時間に影響をおよぼすことがあります。
■ 物性が低下するため練り水は、規定水量を超えて過剰に加えないで下さい。
■ 閉所で使用する場合は、十分な換気を行って下さい。
■ 長時間、直射日光があたる場合や強風にさらされる場合は、シート養生を行って下さい。
■ 結露が生じる場合は、施工終了後も換気装置を運転して下さい。
■ 一度練った材料の練り返しはしないで下さい。
■ 目に入った場合は直ちに水で数分間注意深く洗い、眼科医の診断を受けて下さい。
■ 皮膚に付着した場合は多量の水と石鹸で洗浄し、湿疹や炎症の兆候が見受けられる場合は医師の治療を受けて
  下さい。
■ 廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物業者に委託して下さい。
■ 本資料の技術情報は、当社の試験・研究に基づいたもので、信頼しうる情報と考えます。
  しかし、記載の諸性能および特性などは、施工条件などにより本資料と異なる結果を生じる
  ことがあります。
■ 本資料の記載事項は予告なしに変更する場合がありますので、予めご了承ください。