モルタル打ち継ぎ用アクリルエマルジョンプライマー

日本建築仕上材工業会登録 F☆☆☆☆ 登録番号 1902060

特 長
■ セメントと密着性のよい特殊官能基をポリマー粒子表面に導入することにより、 コンクリート下地と断面修復モルタルと接着性を向上させています。
■ ポリマー粒子を微細化し、アルカリ面に接触したときの安全性を高めているの気孔や細孔の細部まで浸透し、コン クリート面からモルタルへの空気移動を抑制します。
■ 水分散タイプであり、化学物質管理促進法や労働安全衛生法の通知対象物に該当しません。
■ 当社指定の断面修復材、下地調整材のプライマーとして、優れた吸水抑制効果、接着増強効果を発揮します。
■ ERボンド#55のみが指定プライマーである当社速硬性モルタルの用途のうち、溶剤臭気を嫌う場所での
  代替使用が可能です。(ただし、代替使用の場合は塗厚10mm以下として下さい。)
■ モルタル施工後に塗布することにより、養生剤としても使用できます。
用 途
● 食品工場や上水関連施設の改修工事
● 厨房・スーパーマーケット・学校等低臭気工事を必要とする改修工事
● 断面修復材、下地調整材の給水調整、接着増強
● 断面修復材り養生剤、仕上げ助剤
荷 姿
18kg/缶

4kgポリ容器

     浸透イメージ図
  エレホン・ERシーラー   従来のプライマー

配合・材料使用量
ERシーラー 標準塗布量 標準施工面積
プライマー 18kg(1) 27kg(1.5) 200g/u 225u
4kg(1) 6kg(1.5) 50u
養生剤 18kg(1) 27kg(1.5) 150g/u 300u
4kg(1) 6kg(1.5) 66.7u
※1( )内は割合です。
※2 現場状況等により配合、配布量等が変わることがあります。その場合は別途施工要領書ら従って下さい。
  使用上・保管上の注意
● ご使用に際してはSDS(安全データシート)をよく読んで下さい。
● ERボンド#55の代替としての使用は溶剤、臭気を嫌う場所等限定的です。
  使用が適切かについては当社営業担当者のでご相談下さい。
● 希釈には、水道水等清水を使用して下さい。
● 乾燥後に水を吹きかけて吸水調整ができているか確認いることができます。吸い込みかある場合は再塗布
  して下さい。確認後は水を拭き取って下さい。
● 降雨・降雪等予測される場合は、施工を避けて下さい。
● 製品は直射日光を避けて5℃〜35℃で保管して下さい。
● 閉所で使用する場合は、必ず換気を行って下さい。

【以下、プライマー用途の場合の注意事項となります。】
● 下地面のレイタンスや汚れ等は、水洗いなどで入念に除去し、3時間以上乾燥させた後に塗布して下さい。
● 1回塗りで必要量を塗布できない場合は、1回目の指触乾燥後(30分〜1時間以上)ら再塗布して下さい。
● 塗布量が多すぎると接着強度が低下することがあります。窪んだ箇所にたまらないよう、伸ばして均一に
  塗布して下さい。
● ERシーラー塗布後、1時間以上乾燥させた後に断面修復材を塗り付けて下さい。
● 製品は直射日光を避けて5℃〜35℃で保管して下さい。
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▶ 本資料の技術情報は、当社試験・研究に基づいたもので、信頼しうる情報と考えられます。
  しかし、記載の諸性能および特性などは、施工条件などにより本資料と異なる結果を生じることがあります。
▶ 本資料の記載事項は予告なく変更する場合がありますので、予めご了承下さい。